出典:「体を動かすと頭が冴える」は気のせいじゃなかった⋯最も脳機能が向上する「週の運動時間」は?
公開日 2025年8月29日(金)14時45分数独やワードル(単語当てゲーム)、アプリで「脳トレ」に励んでいる人も多いだろうが、近年の研究で明らかになりつつあるように、運動は記憶力や集中力、脳の健康を高める最良の方法の1つだ。
ニュースチェック(2025-08-30)https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2025/08/567579.php
🧠 運動が脳機能を向上させる理由
南オーストラリア大学の研究者たちは、25万人以上のデータを分析し、ウォーキングやサイクリング、ヨガ、ダンス、さらには『ポケモンGO』のような身体活動を伴うゲームが、認知機能、記憶力、実行機能(集中力や計画力など)を向上させることを確認しました。
⏱ 最適な運動時間と頻度
- 最適な運動量:ほぼ毎日30分以上、週約150分の運動が推奨されています。
- 効果の現れ方:定期的な運動を始めてから1〜3ヶ月で脳機能の改善が見られることが多いです。
🧓 年齢別の効果
- 子供とティーンエージャー:記憶力が大幅に向上しました。
- ADHDの人:実行機能の改善が顕著でした。
- 高齢者:有酸素運動により海馬の容積が増加し、加齢による萎縮を逆転させる可能性があります。
🧘♀️ 運動の種類と効果
- 有酸素運動:ウォーキングやサイクリングは、記憶と学習を担う海馬の容積を増やすと考えられています。
- 高強度の運動:ランニングやインターバルトレーニングは、神経可塑性を高め、学習速度や思考の明晰さを向上させます。
- 低強度の運動:ヨガや太極拳、エクサゲームなども、注意力や記憶力の訓練に効果的です。
🧠 メンタルヘルスへの影響
運動は、睡眠やメンタルヘルスの改善など、広範な恩恵をもたらします。企業や学校でも、集中力を高めるために「運動休憩」を導入するなどの取り組みが進んでいます。
✅ 実践のポイント
- 日常生活に取り入れる:徒歩での移動や、家族と一緒にエクサゲームを楽しむなど、日常的に体を動かすことが重要です。
- 構造化された運動:ジムでの筋トレやヨガ教室など、定期的な運動の時間を作ると、脳と体への効果がさらに高まります。
- 年齢や体力に合わせて:自分の体力やライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる運動を選びましょう。
運動は、脳の健康を支える最も強力で最も身近な手段の1つです。無料でできるものも多く、何歳からでも始めるのに遅すぎることはありません。