久々にウォーキングのニュースをお届けします。内容は以下の通り。
「ウォーキングなどの運動で糖尿病など19種類の疾患のリスクを減少 毎日5分の運動で認知症リスクも大幅減少」
出典:ウォーキングなどの運動に取り組んでいる人は、高血圧、糖尿病、肥満、心臓病、がん、呼吸器疾患、うつ病など、19種類の慢性疾患のリスクが低いことが明らかになった。
中強度以上の運動をわずか週に35分行うだけでも、認知症を発症するリスクは大幅に減少することも分かった。
「とくに運動不足の人々に対して、毎日の生活で身体活動を増やして、より体を活発に動かしてもらうために、支援が必要です」と、研究者は述べている。
➡ https://dm-net.co.jp/calendar/2025/038815.php
内容をざっくり解説するとこの様な感じでしょうか?
ウォーキングなどの運動で19種類の疾患のリスクを減少
運動は健康に良い影響を与えることが多く、特にウォーキングのような軽度から中程度の有酸素運動は、いくつかの疾患のリスクを軽減する可能性があります。具体的には、以下のような疾患に対して効果があるとされています:
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糖尿病
定期的な運動は血糖値の管理に役立つ可能性があり、インスリンの働きを改善することが示唆されています。これにより、糖尿病を発症するリスクが低下する可能性があります。
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心疾患や脳血管疾患
運動は心臓の健康をサポートし、血圧を改善する効果があると考えられています。また、血管の健康を保つことに寄与する可能性があります。
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肥満
運動はカロリー消費を助け、体脂肪の減少を促すことが知られています。これにより、肥満に関連した疾患(高血圧や高脂血症など)のリスクが低下することが期待されます。
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がんの予防
いくつかの研究によると、運動は特定のがん、特に大腸がんや乳がんのリスクを軽減する可能性があるとされています。
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骨粗しょう症
負荷をかける運動(ウォーキングやジョギングなど)は、骨密度を向上させ、骨の健康をサポートすることが示唆されています。
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うつ病や不安障害
運動は、脳内でエンドルフィンと呼ばれる物質の分泌を促進し、精神的な健康に良い影響を与える可能性があります。
毎日5分の運動で認知症リスクも軽減
認知症の予防に関しても、運動の効果が注目されています。たとえ短時間の運動でも、長期的に続けることで認知症のリスクを減少させる可能性があります。その理由は次の通りです:
- 脳への血流改善
運動は脳への血流を改善し、神経細胞への栄養供給を促すことで、認知機能に良い影響を与えるとされています。 - 神経保護効果
定期的な運動は脳由来神経栄養因子(BDNF)の分泌を増やすとされ、この成分が神経の健康をサポートし、神経変性を防ぐのに役立つ可能性があります。 - 認知機能の向上
研究によると、運動は注意力や記憶力を維持するために有効であり、認知機能を改善する効果があるとされています。 - ストレスや炎症の低減
運動はストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑制し、慢性的な炎症を軽減することが期待されています。これにより、認知症リスクの低減に寄与する可能性があります。 - 社会的なつながりの促進
他の人と一緒に運動をすることで、社会的なつながりが深まり、それが認知症予防に貢献する可能性があるとも言われています。
毎日の少しの運動が持つ強力な影響
5分という短い時間でも、毎日続けることで健康に良い効果をもたらす可能性があります。特にウォーキングは、手軽で続けやすい運動として、多くの人にとって実践しやすい方法です。
まとめ
毎日5分のウォーキングなどの軽い運動が、糖尿病や認知症などのいくつかの疾患に対して、リスクを低減する可能性があることが示されています。これらの効果を得るためには、継続的に運動を行うことが重要であり、健康を保つための一つの有効な手段となります。
私は毎日歩いていて、1日5,000歩から10,000歩程度です。2012年の検診で「がん宣告の判定ミス」があり、健康でいることは嬉しいことですが年齢も67歳になり、不測の事態に対する覚悟も少しずつ持つようになっています。以上です。