WindowsからPowerShell 2.0削除

今日のニュース内容は「Microsoftは、2025年9月にリリースされる予定のWindows 11 バージョン24H2とWindows Server 2025以降のバージョンから、PowerShell 2.0をOSのオプション機能から削除することを発表しました。」

出典:PowerShell 2.0提供終了 OSから削除へ
公開日 2025年08月16日 08時00分 公開

MicrosoftはPowerShell 2.0の提供を終了する。利用者は5.1または7への移行が推奨される。各OSから削除される時期を確認しておこう。

ニュースチェック(2025-08-18)https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2508/16/news026.html

このニュースについて、セキュリティ強化とOSの簡素化を目的とした重要な変更です。

削除の背景と理由

この決定は、主に以下の2つの理由に基づいています。

  1. セキュリティリスク: PowerShell 2.0は、2009年にWindows 7と共にリリースされた古いバージョンです。そのため、最新のバージョン(5.1や7)には存在するセキュリティ機能(スクリプトブロックのログ記録やAMSIとの統合など)が欠けています。この脆弱性を悪用するマルウェアやサイバー攻撃の標的となるリスクが指摘されていました。PowerShell 2.0の削除は、攻撃対象領域を減らし、OS全体のセキュリティレベルを向上させるための取り組みです。
  2. 非推奨(Deprecated): Microsoftは、2017年の時点で既にPowerShell 2.0を非推奨としていました。長年にわたり、より安全で高機能なPowerShellの新しいバージョン(Windows PowerShell 5.1や、クロスプラットフォームに対応したPowerShell 7など)への移行を推奨してきました。

影響と対策

PowerShell 2.0の削除は、ほとんどの一般ユーザーには影響ありません。しかし、古いスクリプトPowerShell 2.0に依存するサードパーティ製ツールを利用している場合は、影響を受ける可能性があります。

影響

  • スクリプトの実行: PowerShell 2.0を明示的に指定している古いスクリプトが、新しいOSで実行できなくなる可能性があります。
  • サードパーティ製ツール: 一部の古いアプリケーションや管理ツールは、インストール時にPowerShell 2.0を必要とする場合があり、新しいOSで正常に動作しなくなる可能性があります。

対策

Microsoftは、PowerShell 2.0への依存関係を解消するために、以下の対策を強く推奨しています。

  • PowerShell 5.1またはPowerShell 7への移行: PowerShell 5.1はWindowsに標準で搭載されており、ほとんどのコマンドやモジュールで後方互換性があります。可能であれば、PowerShell 7への移行が最も推奨されます。PowerShell 7はクロスプラットフォームで、より多くの新機能と改善されたセキュリティを備えています。
  • 依存性の見直し: 環境内でPowerShell 2.0に依存するスクリプトやツールがないか確認し、必要に応じて更新または代替ツールへの切り替えを検討しましょう。
  • 自動フォールバック: 多くの古いスクリプトは、PowerShell 2.0が利用できない場合、自動的にPowerShell 5.1で実行されるようにフォールバックされます。しかし、予期せぬ問題を防ぐため、事前にスクリプトのテストと更新を行うことが重要です。

関連する削除機能

今回のPowerShell 2.0の削除は、MicrosoftがWindowsの軽量化とセキュリティ強化のために進めている、非推奨機能の「クリーンアップ」の一環です。これまでに削除された、または削除が予定されている主な機能には、以下のものがあります。

  • Cortanaアプリ
  • ワードパッド
  • Paint 3D

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