ついに!Geminiがスプレッドシート編集に対応

今日のニュース内容は「2025年5月13日、Google は Gemini を活用してスプレッドシートを自然言語で編集できる機能を発表しました。これにより、複雑な操作を覚えることなく、簡単な言葉でシートの編集が可能になります。」

出典:「待ってました! 「Google スプレッドシート」でGeminiがシートを編集できるように」
ユーザーがGeminiに指示を与えることで、ドロップダウンリストの作成や条件付き書式の適用、ピボットテーブルの生成、フィルターの適用、データの並べ替えなどが可能。Geminiによる生成後、変更内容の詳細を示すプレビューカードが表示され、そのまま適用したり、修正を加えられる。このアップデートにより、手動操作がわからないひとでも簡単にシートを編集できる。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2014768.html

この機能によって、Geminiは単にスプレッドシート内のデータ分析や回答を提供するだけでなく、直接的にシートの内容を編集できるようになります。具体的には、以下のような操作がプロンプトを通じて可能になると考えられます。

  • データの修正や追加: 特定の条件に基づいてセルの値を変更したり、新しい行や列を挿入したりする。
  • 書式設定の変更: 特定の条件を満たすセルをハイライト表示したり、フォントや色を変更したりする(ただし、現時点ではまだ対応していない書式設定もあるようです)。
  • フィルタリングや並べ替え: データの抽出や整理を指示する。
  • 数式の作成や編集: 複雑な計算を行うための数式を生成したり、既存の数式を修正したりする。
  • ピボットテーブルの作成や編集: データの集計や分析を行うためのピボットテーブルを生成・調整する(一部機能はまだ対応していないようです)。
  • プルダウンリストの作成: データ入力の効率化を図るためのプルダウンリストを生成する。

この統合により、ユーザーはより自然な言葉でスプレッドシートの操作をGeminiに指示できるようになり、データ分析や管理の効率が大幅に向上することが期待されます。特に、大量のデータを扱う場合や、複雑な操作を行う際にその恩恵を強く感じられるでしょう。

利用方法としては、スプレッドシートの右上にある「Geminiに相談」アイコンをクリックし、サイドパネルに編集したい内容をプロンプトとして入力することで実現できます。

ただし、現時点ではまだいくつかの制限事項も存在しているようです。例えば、条件付き書式のグラデーション設定やテキストの書式設定(太字、斜体など)、ドロップダウンリストの複数選択や色の選択、ピボットテーブルの計算列やピボットグループなどはまだ対応していないとのことです。

今後のアップデートでこれらの制限が解消され、「さらに高度な編集機能が追加されることが期待」されています。

※Google Workspaceの利用者限定のようですね。私は無料版なので、直接「スプレッドシートの操作」は出来ません。興味はありますけど・・・。

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