今回のニュース内容は「アドビは2025年6月17日(米国時間)、生成AI「Adobe Firefly」のモバイルアプリ(iOS/Android版)の提供を開始しました。これにより、スマートフォンから手軽にAI画像や動画の生成、生成塗りつぶし、生成拡張などの機能を利用できるようになりました。」
出典:アドビの生成AI「Adobe Firefly」にモバイルアプリ登場 「Adobe Creative Cloud」構成アプリのアップデートも
アドビは6月17日、自社の生成AI「Adobe Firefly」と、サブスクリプションサービス「Adobe Creative Cloud(Adobe CC)」を構成するアプリ/サービスに関するアップデートを発表した。インストールして使うアプリについては、同日から配信される更新を適用すると利用可能だ。
ニュースサイトで見る:https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2506/17/news124.html
「Adobe Creative Cloud」を構成する各アプリについても、以下のようなアップデートが行われています。
- Adobe Firefly モバイルアプリ:
- iPhoneおよびAndroid向けに提供開始。
- テキストからの画像・動画生成、生成塗りつぶし、生成拡張などが可能。
- Webブラウザ版と同様の機能がスマートフォンで利用可能に。
- FireflyボードにRunway Gen-4、Ideogram 3.0、Pika 2.2、RAY 2、FLUX.1 Kontext MAXなど、他社製AIモデルも追加され、Fireflyボードでの活用が可能に。
- Adobe Creative Cloud アプリのアップデート:
- Lightroom:
- 「クイックアクション」に風景写真の補正機能「風景を補正」を追加(モバイル版とWeb版)。
- 「不要な箇所を削除」機能の改善(Lightroom Classicを含む全エディション)。
- 写真の共有が二次元コードで簡単に(モバイル版とWeb版)。
- Photoshop:
- デスクトップ版Photoshop(2025年6月リリース版)で、Dynamic Textによる自動調整テキストレイアウト、クラウド処理によるSelect SubjectとBackground Removalの改善、AVIFおよびJPEG XLファイル形式のサポートなどが追加。
- Android版Photoshop(ベータ版)も公開。
- Creative Cloudのプラン体系や料金に関する変更も発表されています。特に北米地域では、既存の「All Apps」プランが「Creative Cloud Pro」に名称変更され、生成クレジットの提供方法などに変更があります(他地域では現時点での大きな変更はないとされています)。
- Lightroom:
これらのアップデートは、生成AI機能をモバイル環境や既存のクリエイティブワークフローにさらに統合し、ユーザーがより迅速かつ自由にアイデアを具現化できるようにすることを目的としています。