DMM、ノーコードAI講座「Difyコース」新設

Difyマスターコースの主な目的とターゲット

• 目的:
  • 生成AI技術を活用した業務自動化を実現すること。
  • 日本のビジネスシーンでの生産性向上に貢献すること。
  • プログラミングの知識がないビジネスパーソンでも、Difyを使って高度な生成AIアプリを開発できるスキルを習得させること。
• ターゲット:
  • 営業、マーケティング、企画など、さまざまな職種で明日から業務を自動化したいと考えている方。
  • ノーコード開発で収益化を目指したい方。
  • 生成AIに興味があり、ビジネスでの生産性を向上させたい方。

コースの主な特徴と学習内容

Difyマスターコースは、プログラミング未経験者でも無理なく学べるよう、ステップバイステップのカリキュラムが組まれています。

1. プロンプトエンジニアリングの基礎から体系的に学習:
   • 生成AIを活用するための必須スキルである「プロンプトエンジニアリング」を網羅的に学びます。ChatGPTなどの生成AIツールを使いこなすための基礎知識から、効果的なプロンプトの作成方法、応用的なテクニックまで習得できます。
2. DifyによるAIエージェント開発:
   • Difyの基本的な操作方法（ドラッグ＆ドロップなど）を習得し、AIエージェントなどの最新技術を組み込んだ本格的な生成AIアプリケーションの構築技術を学びます。
   • 具体的には、競合リサーチAIエージェントの構築事例などが挙げられており、市場分析レポートの自動生成といった実用的なスキルが身につきます。
3. 業務自動化に必須となる応用技術も習得:
   • RAG（Retrieval Augmented Generation：内部資料などのプライベートデータをもとに生成AIの回答精度を向上させる技術）やAPI連携などの拡張技術を学ぶことで、職種ごとの様々な実務シーンで活用できる高度な生成AIアプリをノーコード・ローコードで開発できるようになります。
   • Difyと外部ツール・サービスを連携させ、より高度な業務自動化を実現する技術も含まれます。
4. 専門家による徹底伴走:
   • Difyによる生成AIアプリ開発を熟知したメンターが、受講生の目標達成まで徹底的にサポートします。無制限のチャットでの質問対応など、学習の挫折を防ぐためのサポート体制が充実しています。

コースで解説する技術と成果の例

• 議事録の自動生成: 会議内容の要約とTODOリストの自動作成、会議終了後すぐに参加者への配信方法まで学ぶことで、会議運営の効率化と生産性向上が期待できます。
• 競合リサーチAIエージェントの構築: 競合サービスの製品情報や出稿済み広告データを収集・整理し、市場分析に役立つレポートを自動生成するAIエージェントを構築します。

DMM 生成AI CAMPがこのコースを開講する背景

近年、生成AI市場は急速に成長しており、それに伴い生成AIエンジニアの需要も高まっています。しかし、その一方でエンジニア不足が顕著であり、ビジネスシーンにおける生成AIの活用はまだ十分に進んでいません。

DMM 生成AI CAMPは、このDifyマスターコースを通じて、プログラミングスキルがないビジネスパーソンでも、生成AIを活用して自身の業務を効率化し、ひいては企業の生産性向上に貢献できる人材を育成することを目指しています。ノーコード開発ツールであるDifyを活用することで、より多くの人が生成AIの恩恵を受けられるようにするという狙いがあると言えるでしょう。

このコースは、まさに「生成AIをビジネスで実用的に活用したいが、プログラミングは苦手」という方にとって、非常に魅力的な選択肢となりそうです。