【14日 ロイター】 – 米オープンAIは14日、生成AI(人工知能)「チャットGPT」に新たに「Tasks」と呼ばれるアシスタント機能のベータ版を導入したと発表した。これは、アップルの「Siri(シリ)」やアマゾン・ドット・コムの「Alexa(アレクサ)」といったバーチャルアシスタントに対抗するものだ。
新機能では、ユーザーが1回限りのリマインダーや定期的な作業を依頼できるほか、将来実行すべきタスクの提案も行える。対話の内容に基づいて、チャットGPTがタスクを提案し、ユーザーはその内容を受け入れるか拒否するかを選択できる。
ベータ版は、世界各地の「チャットGPT Plus」や「Team」、「Pro」ユーザーを対象に、数日内にウェブ版で提供される予定だ。
バーチャルアシスタント分野では、アマゾンがアレクサに生成AI機能を追加し、アップルもシリに「アップル・インテリジェンス」技術を導入している。