今日のニュース内容は「「Dia」について、いくつかの信頼できるレビュー記事やユーザー投稿をもとに、主要なポイントを整理してご紹介しますね」
出典:複数タブを同時に操れる。話題のAIブラウザ「Dia」の使い方【徹底解説】
日々の業務効率化の新たな突破口として注目を集める、「AIブラウザ」。先日、SELECKではAIブラウザを6つご紹介する記事を公開しましたが、筆者が実際に試して感動したのが、「Dia(ディア)」です。
ニュースサイト:https://seleck.cc/dia
Contents
🔍 Dia(ダイア)とは?
- The Browser Company(Arcの開発元)が開発した、AIを”ブラウザの中心”に据えた新しいウェブブラウザです
- Chromium ベースで、見た目はChromeに近く、URLバーやチャットサイドバーからAIにアクセスできる設計
- 2025年6月初旬にβ版が公開。Arcユーザーには招待制で配布されており、macOS(M1以降)限定です
🧠 注目の機能
・タブを「AIチャットで横断」
- チャットAIは、開いているタブや履歴をもとに、複数ページのまとめ、比較、要約などが可能。たとえばホテルや商品を横断して比較表を作成できます
- 複数タブモードでは、タブ同士を@で参照してAIに指示でき、文脈に即した応答が得られます
・YouTube動画やPDFも要約できる
- 例えば40分の動画を数秒で要約可能。キャプションを解析することで実現しています
・“スキル(Skills)”の自作機能
- 「要約」「リサーチ」「メールの下書き」のような定型作業を自然言語で登録できるショートカット機能です
・テキスト編集もお手のもの
- テキストを選択して「校正して」「もっと友達っぽくして」などチャットで指示すると、結果をクリックひとつで置き換え可能です
・プライバシー面への配慮
- データは端末に暗号化して保存。AI処理のために送信されたデータは短時間で削除されます
- 履歴の最長保持は7日間で、ユーザーがオプトイン方式で利用可能
🌱 使ってみたユーザーの声
「gorgeous, useful, and faster than Arc…でもピン留めタブや縦型タブがないから、まだデフォルトに使えない」
「(今は)スキルをもっと自動化してほしい」「AIが煩わしいときもある」
- レッドディットでは、”プロダクティビティ重視のニッチ向け”という評価が多く、熱狂的な盛り上がりはまだ薄いようです
- Android AuthorityやDigital Trendsでは、「マルチタブ理解」「動画要約」「スキル機能」などが高評価。それと同時に「たまに複雑すぎ」「プライバシーへの懸念」「Chromeへの追従もすぐ起こりそう」といった指摘も
✅ 総まとめ
AIが主戦力: チャットが中心で、ブラウジングそのものが会話ベースに
複数タブの横断が強力: 比較表、要約、まとめなどが簡単に
スキル機能で作業効率UP: ノーコードでカスタム作業が登録可能
プライバシー重視: データは端末内で暗号化し、必要最小限だけクラウド処理
βフェーズで未実装機能あり: 拡張機能・タブ管理などは今後対応予定
現時点ではニッチ寄り: プロ向けには有望だが、一般ユーザー向けにはまだ