今回のニュース内容は「Google Homeがアップデートされ、Webアプリの操作性向上やGeminiでのブロードキャストに対応するというニュースについてお知らせします。」
出典:Googleは 2025 年 6 月 10 日(米国時間)、Google Home に関する多数のアップデートと新機能を発表しました。
今回のアップデートでは、Web 版 Google Home の機能拡張、Gemini アプリとの連携強化、カメラ機能の改善、お気に入りのカスタマイズ性向上などが含まれています。
これまで操作よりも表示が中心だった Web 版の Google Home ( home.google.com ) ですが、近日中にパブリックプレビュープログラムにおいて、より多くの操作機能が追加される予定です。
ニュースサイトで見る:https://helentech.jp/news-67889/
最近のGoogle Homeのアップデートでは、以下のような点が改善されているようです。
- Webアプリの操作性向上: Google HomeのWebアプリ(home.google.com)で、より多くのデバイスを制御できるようになりました。照明の調整、室温の設定、ドアのロック解除などがブラウザから直接行えるようになり、操作性が向上しています。これはPublic Previewプログラムから先行して提供されています。
- Geminiでのブロードキャスト対応: Geminiアプリを通じて、自宅のスピーカーにブロードキャスト(一斉音声メッセージ)を送れるようになりました。これにより、Geminiアプリから自宅のGoogle Nest/Homeデバイス全体にメッセージを送信することが可能になります。
- 従来のGoogle Assistantと同様に、「OK Google, [メッセージ] をブロードキャスト」といった形で利用できます。
- 特定の部屋やデバイスへのブロードキャストも可能です(現状は英語のみ)。
- Nest CamのPicture-in-Picture (PiP) サポート: Google TVでNest Camの映像をPiPモードで表示できるようになりました。これにより、テレビでコンテンツを視聴しながら、ドアの様子や赤ちゃんモニターなどを確認できるようになります。
- Gemini AIによるスマートホーム制御の拡張: GeminiをGoogle Homeと連携させることで、より自然な言葉でスマートホームデバイスを制御できるようになりました。例えば、「キッチン以外の全ての照明を点けて、やっぱりキッチンも点けて」のような複雑な指示も理解するようになるようです。カメラ履歴の検索も自然言語で行えるようになっています。
- オートメーションの簡素化と強化: 新しいオートメーションエディタにより、ルーティンの設定がより直感的になりました。デバイスの場所に基づいたオートメーションや、より詳細な条件設定が可能になっています。
- お気に入り機能の強化: Google Homeアプリの「お気に入り」タブに、全ての照明のオン/オフ、家の温度ウィジェット、Wi-Fi設定などのタイルを追加できるようになり、カスタマイズ性が向上しています。
- Nest ProtectのGoogle Homeアプリ統合: 独立していたNest Protect(煙・COアラーム)の機能がGoogle Homeアプリに統合され、リアルタイムの警報やアラームの消音などが一元的に管理できるようになりました。
これらのアップデートは、スマートホーム体験をより便利で直感的なものにすることを目的としているようです。特にGeminiのAI機能との連携により、音声でのデバイス制御がより柔軟になる点が注目されます。