「認知症リスク」と「ウォーキング」の関係について

昨日「認知症リスク」について、ネットサーフィンをしていたら、以下のサイトを見つけました。
認知症については、50代から気にかけていて毎日の「ウォーキング」を始めたのもこの頃だったと思います。
日々PCに向かいアフィリサイトの編集など、キーボード操作をすることも「認知症リスク」の手助けになっていると思っています。

前振りが長くなってすいません。では、ニュースサイトの紹介です。

出典:タイトル:「ウォーキングで記憶力がUPする!?認知症の発症リスクを下げる、有酸素運動の効果を徹底解説!」
運動は認知症の発症リスクを下げるだけでなく、認知症になりにくい脳に鍛えるために欠かせない働きをしています。また、ウォーキングなどの有酸素運動は新しい血管を生みだし、アミロイドβ(アルツハイマーに影響するとされている要素)を減少させ、神経細胞を成長させる可能性がある、という記述も。
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/dementia/no70/

内容について簡単にお話ししますね。概ね以下のようにまとめてみました。

有酸素運動が認知症予防に効果的なメカニズム
ウォーキングによる記憶力向上効果
認知症予防のための効果的なウォーキング方法

1. 有酸素運動が認知症予防に効果的なメカニズム

この記事では、有酸素運動が認知症予防に効果的な理由として、以下の点が挙げられています。

脳の血流促進:

* 有酸素運動は、心拍数を上げ、全身の血流を促進します。これにより、脳への血流も増加し、脳細胞に必要な酸素や栄養素が十分に供給されます。

脳由来神経成長因子(BDNF)の増加:

* 有酸素運動は、BDNFの分泌を促します。BDNFは、神経細胞の成長や生存を促進し、記憶や学習能力の向上に役立つと考えられています。

生活習慣病の予防:

* 有酸素運動は、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防にも効果的です。これらの生活習慣病は、認知症のリスクを高める要因となるため、予防することで認知症リスクの低減につながります。

ストレス軽減:

* ウォーキングは、セロトニンを分泌させ、ストレスを軽減させます。ストレスは、認知機能の低下を招く要因となるため、軽減することで認知症予防に役立ちます。

2. ウォーキングによる記憶力向上効果

* ウォーキングは、脳の前頭前野や海馬といった記憶に関わる領域の活性化を促すと考えられています。
* また、ウォーキングによってBDNFの分泌が促進されることで、記憶力の向上につながる可能性があります。
* ウォーキング等の運動習慣は、脳の萎縮を抑制する事がわかっています。

3. 認知症予防のための効果的なウォーキング方法

適度な強度と時間:

* ウォーキングは、早歩き程度の適度な強度で、1日30分以上、週3回以上行うことが推奨されます。

継続すること:

* ウォーキングの効果を得るためには、継続することが重要です。無理のない範囲で、日常生活にウォーキングを取り入れましょう。

意識的に歩く:

* ただ歩くだけでなく、景色を楽しみながら歩いたり、歩幅を意識して歩いたりすることで、脳への刺激を高めることができます。

他の運動と組み合わせる:

* ウォーキングだけでなく、他の運動(筋力トレーニング、ストレッチなど)と組み合わせることで、より効果的な認知症予防が期待できます。

歩行速度を意識する:

* 歩行速度は、認知機能の低下と関連があるため、普段から意識して早歩きをするように心がけましょう。

これらの情報を参考に、ウォーキングを日常生活に取り入れ、認知症予防に役立てていただければと思います。
以上が概ねニュースの概要です。「認知症リスク」と「ウォーキング」について世界でも多くの研究者も多いと聞いています。

取り敢えず日本に絞って紹介しておきます(興味があればです)。

主な研究テーマ

ウォーキングの強度と認知機能の関係:

* どれくらいの強度のウォーキングが認知機能に最も効果的なのか、最適な歩行速度や歩行時間について研究が進められています。

ウォーキングの頻度と認知症発症リスクの関係:

* 週に何回、どれくらいの時間ウォーキングをすれば、認知症発症リスクを低減できるのか、最適な頻度について研究が行われています。

ウォーキングと脳の構造・機能の変化:

* ウォーキングが脳の特定の領域(海馬、前頭前野など)の構造や機能にどのような影響を与えるのか、MRIなどの画像診断技術を用いた研究が進められています。

ウォーキングと認知症関連物質の関係:

* ウォーキングが脳内のアミロイドβやタウなどの認知症関連物質の蓄積にどのような影響を与えるのか、生化学的な研究が行われています。

ウォーキングと生活習慣病の関係:

* ウォーキングが生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の予防にどのように役立ち、それが認知症リスクの低減につながるのか、疫学的な研究が進められています。

主な研究者・研究機関

東京都健康長寿医療センター研究所 青栁幸利氏:

* 「中之条研究」と呼ばれる大規模な疫学研究を行い、ウォーキングを含む身体活動と認知機能の関係について多くの知見を発表しています。

東北大学:

* 高齢者を対象とした長期的なコホート研究を行い、歩行時間と認知症発症リスクの関係について研究を行っています。

理化学研究所:

* ロボット工学の知見を活かし、認知症予防のための運動プログラム開発など、新しいアプローチの研究を行っています。

以上ですが、情報が古い・間違ってるなど問題があった場合はお許しください。

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